読者の方々は、光が波の性質を持ち、その波長によって色々な光の現象が変わることは今更説明をする必要はないかと思います。
今、光の波長とこれから論じるスリット径の変化とを整理するために次のようなパラメータを導入します。
λ:光の波長 D:スリット径
これは分母、分子のディメンションからわかるように無次元数となります。
αが小さくなると、先に述べたフラウンフォーファの回折の回折強度パターンは、図-16の右側に示すような形になり、αが大きくなると左側の形のようになります。今λを一定と考えるとDの大、小によりできる形が変わるということです。
ここで少し数式の展開をして、読者の眠気を誘い希薄な内容をごまかすことにします。